なぜOSSコミュニティ に若い世代が入ってこないのか

Diary
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公的機関が応援する一部のOSSの例外を除き、OSSの世界へ参入する若い世代は確実に減っているというのが大方の実感だと思う。確かにOSSイベントに学生を動員しているけれどそのままOSSの世界に直接就職して飛び込むことはまずない。

会社へ入れば個人として活動が許されないことが多いので、土日など限られた時間での参加になることが多く、所属企業によっては覆面で参加する開発者もいる。

わたしたちの世代はバブル時代でおいしい目にもあってきたけわけだけれど、企業内の不自由なスクラッチ開発に直接従事していて苦しんでいたのでOSSのありがたみを強く感じ、恩返ししようという気持ちが強い。
そこで、強い意義を感じてOSSコミュニティに参加し、社会的インフラという意味の強いボランティア活動に近い、OSS活動に参加するケースが多い。

一方で若い世代はなんの苦労もなく最初から当然のごとく様々なOSSを活用している。

とはいっても恩返しできるほどのゆとりもモチベーションも持ち合わせていない、ということかもしれない。すでにそれぞれのOSSの完成度も高いのでそれに手を加えなければ使えないわけでもない、ということもあるだろう。

海外の学生はGoogle Summer of Codeに応募して、その成果が直接OSSに取り込まれるほどの実力をもっているんだけれど、日本では応募そのものがない。日本の大学生、大学院生にOSSのコードが書けるほどの技能、教育もないと思う。そもそもOSSほどの高いレベルのプログラミングができる教員が稀有だと思う。

日本の義務教育を漫然と受けてOSSが書けるほどの人材に育つとはまったく思えない。早いうちにスピンアウトして(不登校)独自に道をひらいていくに限る。ただアメリカ、ヨーロッパほどに、ものすごい才能の若者が報われるかといわれれば、日本では難しいので海外、アメリカ、台湾などへ行け、あるいはまったくあたらしい事業を自分でつくるのがよさそうだ。

良いOSSを活用している限り、海外の開発レベルから取り残されて技術者として腐ることなく、常に求められる技術に触れることができる。

現在活用しているOSSの開発に協力すれば、将来自分も、またそのOSSを活用する多くの人たちをしあわせにすることにつながり、何よりもOSS開発者のネットワークに参加して活動の場を広げることができる。

OSSのネットワークでは技術力とともに、様々なやりとりから人間性もまたさらされることになり、評価を受ける。

大手の企業が能力の高いOSS開発者を求めているので、技術アピールと自身の人間性アピールの場として活用してほしい。


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